1月はスイセン

あけましておめでとうございます

新年を迎えて、気持ちも新たにということで背景画像を変えてみました

今月は「スイセン」です。

スイセン花言葉は「自惚れ」「自己愛」なんだそうです。

そして、スイセンの学名は「Narcissus（ナルシサス）」

そう、ナルシストの語源となっている美少年ナルキッソスの伝説に由来しているんです

ギリシア神話に登場するナルキッソスはその美しさから色んな人に言い寄られますが、いつも冷たい態度をとっていました

森の妖精のエーコ―もナルキッソスに恋しましたが、相手にしてもらえず、悲しみの果てに肉体をなくして声だけの存在になってしまったんです

このことに女神ネメシスは怒り、ナルキッソスが水面に映る自分の姿に恋してしまう呪いをかけたんです💀

どんなに恋しても水面に映る自分の姿はナルキッソスの想いに応えてくれず、恋の苦しみにより彼は憔悴し、死んでいきました。

そして、ナルキッソスの体は水辺に咲くスイセンに変わったんです🌷

だから、スイセンは水辺で自分の姿を覗き込むような姿で咲くと言われています。

また、ナルキッソスに恋してしまい、声だけの存在になった妖精「エーコ―」はこだまや反響を意味する「エコー」の語源になっています。

こんなギリシア神話にスイセンの学名が由来しているなんて、なんだかロマンチックですね

でも、なんだかスイセンの花言葉やその由来を知ると、あんまりいい印象を受けないですよねえ

さらにスイセンには毒もあるんですよ

花が咲いていないとニラとよく似ているんで、間違えて食べちゃう例が多いようです

そして致死量はたったの10グラム

気を付けてくださいね

そんなイメージの悪いスイセンだけど、海外では「希望の象徴」とされています

ガン患者をサポートする団体なんかは春の訪れとともに咲くスイセンを希望のシンボルとして扱っているんですよ

見方によってどんなふうにでも受け取れるものですね。

2016年は物事をいい方向に考えて、どんなときもプラス思考で頑張りたいと思います